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シンガポール株

【高配当シンガポール株】コンフォートデルグロ株の分析(大手交通会社)

投稿日:2019年8月29日 更新日:

今回は高配当のシンガポール株であるコンフォートデルグロという、タクシー、バス、鉄道、などの交通ビジネスを行う会社を紹介したいと思います。

このようにバスなどを運行している会社となります。

本社はシンガポールで、シンガポール以外にも中国、オーストラリア、イギリス、アイルランド、マレーシア、ベトナムで事業を行っています。

タクシー&バス会社ってなんかあんまり高収益じゃない気もしますが・・・とりあえず株価を確認してみます。

4%を超えている高配当株です!この10年で株価は上がっていますが、2015~16年を境にすこし下がって、また2018年から上がってきている、そんな感じです。

高配当株ということでさらに興味がそそられます。では会社を確認してみましょう。

コンフォートデルグロの会社概要

シンガポール本拠で、バス・タクシーの運行が主な事業です。さきほども記載しましたが、シンガポール以外にも中国、オーストラリア、イギリス、アイルランド、マレーシア、ベトナムなど国外でも事業をおこなっています。

2003年にコンフォートグループとデルグロコーポレーションという2社が合併してできた会社です。ウィキペディアによると世界第2位の交通会社とのことです。国外にはM&Aなどで事業を広げているようです。

マレーシア、ベトナムなどは人口も増えますし、今後も事業が伸びるように思いますが、どうでしょうか…。

最近は自動運転のテストなどを行っているようです。

コンフォートデルグロの売上と利益

それでは売上と利益を確認していきましょう。

売上利益ともに徐々に伸びています。2017年に売上が減りましたが、また翌年に回復しています。税引き後利益率が8%と少々低い気もしますが、日本企業と比べたら高いですね。優良企業だと思います。

では事業別売上と利益率を確認したいと思います。

セグメント別にわけると、バス&鉄道とタクシーがほとんどを占めていますね。タクシーは近年売上が減っていますけど、バス・鉄道の売上は順調に上がっていってます。

セグメント別の利益率を見てみましょう。

売上では最大のシェアを占めるバス&鉄道の税前利益率が10%足らず、ということでもっとも低くなっています。タクシー事業の利益率はこの3年で上がっています。そのほか、バス停運営など利益率が非常に高いのですが、残念ながら売上が少ないので、会社全体という意味ではあまりインパクトがありません。

では続いて、地域別の売上を見てみます。

シンガポールが過半を占めており、次にイギリス&アイルランド、そしてオーストラリアの順番です。この4か国の売上がほぼすべてと言えます。中国、マレーシア、ベトナムはほとんど売上に入ってないですね。

ではエリア別の税前利益率を確認してみます。

2018年12月期で税前利益率の高い順にならべると、中国、マレーシア、オーストラリア、シンガポール、イギリス&アイルランドとなっています。中国の利益率が高いですね。で、ベトナムが急に赤字になっててどうしたんだ!?と思いますが売上利益にしめる割合は非常に低いのでほっといてもいいでしょう。

コンフォートデルグロの配当金

配当金を確認していきます。

一株あたり配当金は順調に上がっています。この10年で2倍以上になっています。配当性向もどんどん上がっているので、利益をもっと上げないと、これまでと同じペースでの増配は難しいでしょう。でも配当の維持は出来そうなので、投資しても別に問題ではないかな~と思います。

コンフォートデルグロのキャッシュフロー

キャッシュフローです。

営業キャッシュフローは順調に黒字で、車両などへの投資がかさんで投資キャッシュフローもそこそこ出てきている、という感じですね。

では、配当金を出すだけのキャッシュは足りているのかというのを確認します。

営業キャッシュフローから資本的支出を引いた数値を「配当金の支払いの原資」とします。これと、実施の配当金支払額を比較しました。つまり、青のバーがオレンジのバーよりも高ければ、長期的に「配当金不足」になることはないということです。

これを見ると年によっては、支払原資以上に配当金を支払っていますが、この10年間ではおおよそ問題ないようなキャッシュフローだとおもいます。

 

ということで今回は交通大手のコンフォートデルグロの分析をしました。

配当利率4%、おそらく今後も同様の配当が続く、ということを考えると投資してもいいかもしれません。

Uberとか、シンガポールならGrabが普及しているので、タクシー事業の売上に悪影響があるかもしれません。価格が安いのでバスは今後も安泰かなと思いますが、タクシーについては楽観視できません。タクシーが伸びないとすると、配当金は今後はどんどん伸びることなく、今の水準を維持するくらいかな、という想定で投資するほうがいいかもしれません。

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