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タイ株

【高配当タイ株】タイ石油開発公社(PTTEP)(タイ石油公社の子会社)

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今回はタイ最大の会社であるタイ石油公社(PTT)の子会社である、タイ石油開発公社の株を分析します。略称でPTTEPとも言います。名前がややこしくてごっちゃになりそうですね。

日本でも親子上場企業っていうのはそんなに見ないですけど(ヤフーとソフトバンクなどですね)、タイでは親会社のタイ石油公社(PTT)、そして子会社であるタイ石油開発公社(PTTEP)、PTTグローバルケミカル(PTTGC)、そしてタイオイルの3社が上場していますね。

タイ石油開発公社は、石油と天然ガスの生産を行っている企業です。株式の65%はタイ石油公社が持っているので、結局は国営企業ということができますね。

では株価を見てみましょう。

配当利率は4%を超えておりかなりの高配当です。タイの政策金利は1.5%ですが、それを差し引いてもそこそこ高い配当利率とおいえるでしょう。株価についてはここしばらくは横ばいと言う感じですね。石油価格が下落した2014年から株も下がっています。ということで親会社のタイ石油公社と同じく、石油価格に左右されるといえるでしょう。

タイ石油開発公社の概要

親会社から分離して会社が設立されたのは1985年ということで30年以上の歴史のある会社です。

世界中で石油とガスを生産しています。

こんな感じて東南アジアが多いですけれども、中東・オーストラリア・南米・北米と世界中で生産活動をおこなっています。

プレゼンテーション資料をすこし読みましたが、タイでの生産が全体の79%を占めるようです。やっぱりタイが中心の会社なんですね。当たり前ですが。

石油の生産コストは1バレル30ドルくらいと書いてありました。石油価格はいまは60ドルくらいなので十分な利幅があります。でも埋蔵量がそんなに残っていないような感じです。このまま生産したら6~7年くらいで枯渇すると書いてありますが、本当にだいじょうぶでしょうか・・・・。中東とかアフリカで生産プロジェクトがあるらしいですが、ここがリスクだと思いますね~

 

タイ石油開発公社の売上と利益

売上と利益をみてみましょう。そういえば、アニュアルレポートでは全部ドル建てで記載があります。バーツじゃないんでよね~・・。

売上は上下しています。石油価格次第ということでしょうね。でも利益率はだいたいは10%を超えておりすごい高い利益率です。

セグメント別売上を見ていきます。

タイの占める割合が高いのが分かります。79%はタイということです。タイに限らず、東南アジアもふくめるとほとんどがタイの近隣で石油を生産していることがわかります。

ではセグメント別の利益を見ていきましょう。

数値は税前利益率です。アフリカとオーストラリアは赤字で、オーストラリアなんて税前利益率がマイナス900%とグラフが変になってしまうので除外しました。

これをみると、東南アジアのパイプラインの利益率がメチャクチャ高いことがわかります。でも売上に占める利益の絶対額は小さいです。タイ・東南アジアの生産事業も利益率は高く、特にタイが非常に高いです。数値だけを見ていると、タイの石油ガス生産でぼろもうけという会社ということが分かります。

タイ石油開発公社の配当

配当の状況を確認してみましょう。

数値は全部ドルです。この10年で凸凹しているもののだいたい同じくらいの配当を支払っていますね。タイ株だけれども、ドル建てで安定して配当を払ってくれるということで安心できるのかなと思います。

 

タイ石油開発公社のキャッシュフロー

それではキャッシュフローを見てみましょう。

毎年黒字の営業キャッシュフローですが、投資キャッシュフローも莫大です。2018年12月期は投資キャッシュフローは少ないですが・・。石油開発ということで、ものすごい投資が必要という事がわかります。

ではいつものようにキャッシュフローの観点で配当金支払は大丈夫かを確認します。

営業キャッシュフローから資本的支出を引いたものを「配当金の原資」と定義し、実際の配当金支払額と比較しました。青のバーがオレンジのバーよりも高ければ問題ないです。グラフをみると、2014年以降は特に余裕のある配当払いをしているので、いきなりの減配と言う心配はほとんどなさそうです。

配当利率4.4%とかなりたかく、配当も余裕のある感じで続けており、しかも米ドル建てで安定している、ということで投資してもいいかもしれない・・と思いますが、、、、メインの生産がタイと東南アジアで、かつ埋蔵量が減ってきているということなので向こう10年とか15年保有し続けて大丈夫かなぁと心配ではあります。中東とアフリカで大規模プロジェクトがあるそうなのですが、でもやっぱりメインのエリアであるタイと東南アジアが売上の9割くらいを占めていて、そこの埋蔵量が低いとなると、積極的に投資していいのか心配ですね~。。。

とはいえ親会社のタイ石油公社よりも配当利率は高いですし、どうせ投資するならこっちですかね~。

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