ラッキーマンの投資ブログ

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タイ株

【そこそこの配当のタイ株】タイオイル株の分析(タイ最大の製油所)

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これまでタイ石油公社、タイ石油開発公社、PTTグローバルケミカルとタイ石油公社系の分析をしました。まのたかよ!!と言われるかもしれませんが、またタイ石油公社傘下の会社の分析をしてみようとおもいます。今回分析するのはタイオイルということで、そのまんま、タイの製油所を運営する会社です。

タイ株ってやたらと製油所の株がいっぱいあるんですよね・・・。SBI証券から購入できるの石油化学とか製油所の株だけで5つくらいあるんですよね。いったん全部分析してみて、どこがいいかを考えてみてもいいかもしれません。

タイオイルは親会社であるタイ石油公社が株式の48%を握っています。国営のカッチリした会社ということでしょうね。日本でいうところのエネオスみたいな会社かなと思います。

株価を確認してみましょう。

配当利回りが3%ちょっとということで、そこそこの配当株かなといえます。かぶかもおおむね60ドル近辺です。2018年いは100ドルを超えましたがまたもとのレベルに戻っている、といった感じです。

タイオイルの概要

ウィキペディアに書いてあったのですが、タイの石油精製能力の20%をこのタイオイルが占めているようです。タイはすごい工業化が進み、工業品の輸出大国ですので石油、燃料油、潤滑油などの需要が増えていっているのかなとおもいます。

これはタイオイルのホームぺージから引っ張ってきた写真ですがこういう巨大な製油所を運営していることがわかります。

事業としては、石油精製、潤滑油生産、燃料油、エタノール、そして石油を燃やした発電などを行っています。日本もエネオスとか出光がそういうビジネスしてますよね。それのタイ版と考えたら理解が簡単かなと思います。すくなくとも私はそう理解しています。

タイオイルの売上と利益

売上と利益をみてみましょう。

売上は石油価格とある程度連動しているように思います。好調な時は純利益率が10%に迫っていますが、だいたいは4%くらいとそんなに儲からないビジネスかなとおもいます。

ではセグメント別の売上をみていきます。

このとおりほとんどが原油精製が占めていますね。原油からガソリンとか灯油とかつくるというビジネスがほとんどということです。あとはPTTグローバルケミカルとかぶっていると思うのですが、化学製品もつくってりうようです。そりゃ石油精製も石油化学もどっちも似たようなもんですしね~(よくわかっておらずすみません・・・)

各セグメントごとの利益率をみてみます。グラフの題名は「税前」ってなっていますが、正確には税後です。。ここに本社費用を引いて、全社の純利益となります。

2017年12月期の海運燃料の赤字幅がすごいので、グラフがわかりにくくなっていますが・・・だいたいは0~10%の間くらいをウロウロ、発電だけは最近20%近くと高い利益率ということがわかります。発電はぼろ儲けといっても、売上に占める割合は小さいので会社全体へのインパクトは大したことがありません。主力の原油精製の純利益率は3%らへんでした。やっぱりそんあに儲からないビジネスですね。重厚長大産業なのでこんなもんなのかもしれませんが。

タイオイルの配当

配当の状況を確認してみましょう。

増えたり減ったり凸凹しているので、「減配の心配なく保有できる」というわけではないのが残念ですが、、まあ今の一株当たり配当2.65バーツであれば過去10年で平均水準ですので、今後もこれくらいの配当は期待できるのかな~とおもいます。

タイオイルのキャッシュフロー

それではキャッシュフローを見てみましょう。

営業キャッシュフローは毎年黒字なので、健全なビジネスなのは分かります。投資もかさんでおり莫大な投資キャッシュフローが出ています。でもここ2年の投資キャッシュフローのうち、かなりの割合が「証券投資」となっています。一体何に投資しているんだろうか・・・。日本のような株式持ち合いというのがタイにもあるんですかね~。このへんは良くわかりません。読者の方で詳しい人いらっしゃったらコメントもらえると有り難いです!

次に、配当の原資は大丈夫なのかと言う観点でキャッシュフローを確認します。

営業キャッシュフローから資本的支出を引いたものを「配当金の原資」と定義し、実際の配当金支払額と比較しました。青のバーがオレンジのバーよりも高ければ問題ないです。基本的に毎年キャッシュフローの観点で無理ない枠内で配当をしています。たぶん今後も大丈夫でしょう。製油所がぶっ壊れない限り・・・。

今回はタイ石油公社傘下のタイオイルについての分析でした。配当利率が3%とそこそこの利回りです。たぶん今後もこれくらいの配当利率なのかな~と思いますが、政策金利1.5%の国にしては物足りないですね。PTTグローバルケミカルのほうが配当利率高いですし、どうせ投資するならPTTグローバルケミカルかな~・・・とおもいます。

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