実はナショナルグリッドを売って、同時にブリティッシュアメリカンタバコを購入しました。
理由は、ナショナルグリッドもリスクがあると思った、そして日に日にそのリスクを感じるようになってきたから、ということです。
イギリスの規制機関が現在送電線やガスパイプラインの収益率をどう設定するかを検討していますが、もしかしたら「電気代を下げて国民の受けをよくする」という政治圧力が働いて、送電線やガスパイプライン事業から得られる収益を減らし、結果としてナショナルグリッドの儲けが減少して我々投資家が受け取れる配当金が少なくなる・・というシナリオも考えられます。
それと最初にナショナルグリッドの財務分析をしたとき、
営業キャッシュフロー ー 資本的支出 (配当金の原資)< 配当金支払
となっているのが分かったのですが「まあ政府がナショナルグリッドの料金規制しているし、イザとなったら設備投資やめて配当の原資つくればいいし、大丈夫っしょ」と思ってそこまでリスクを感じませんでした。
でも・・うーん・・やっぱりイギリスの送電事業とガスパイプラインの収益性が低くなったら減配の可能性があるなぁ~~
という不安が日に日に募ってきました。
ということで、ナショナルグリッドの割合を少し減らすことにしました。
じゃあナショナルグリッドを売って、代わりに何を買うかというと、ASEAN株にしようかな~~とも思ったのですが、やっぱり1億円相当分は株主還元に熱心なアングロサクソン企業がいいかなと思い、配当現地税がかからないイギリス株を中心に物色しました。
石油は・・・うーーんどうしても再生可能エネルギーに勝てない気がします。
タバコ・・・・ブリティッシュアメリカンタバコ・・・これはマレーシア子会社の業績は非合法タバコの流通により業績が壊滅的ではあるものの、親会社のブリティッシュアメリカンタバコの業績は全く問題なさそうですし、キャッシュはじゃぶじゃぶです。唯一タバコ販売本数が減少しているのがネックですが・・・まあでも値上げでカバーできる(って他の投資ブログにも書いてたし)
と、いうことでナショナルグリッドのうちほぼ四分の一を売却し、それでブリティッシュアメリカンタバコを購入しました。結果としてポートフォリオはこんな感じになりました。
でブリティッシュアメリカンタバコは買った瞬間から含み損になりましたが・・・・。はぁ・・・・。でもナショナルグリッドのリスクを少し軽くできたのと、何といっても配当利率が7%を超えているので手取りの配当金を少し増やすという意味で、意味はあったのかなと思います。
売った分のナショナルグリッドは含み益ほぼゼロということでこの10か月弱の投資でプラマイゼロですが、手数料が負けてるな・・・と思いきや配当金がはいって他のでギリ2%の儲けといったところです。だからもうこれでいいや、と勝手に納得します。
・・・・ということでこれまでASEAN株ばかり分析していますが、結局買ったのイギリス株やんけ!!!というツッコミはあると思います。でもとりあえず上記にも書きましたけれども、「株主還元に積極的な文化がある」アングロサクソン民族が運営している会社に1億円相当を投資しておき、配当金でASEAN株を少しずつ買っていきたいなと思います。
ということで私の中二病を炸裂させたいと思うのですが、、
あたかも私のポートフォリオを艦隊だと例えた場合はこんな感じになります。
投資金額で
3000万円以上の銘柄を戦艦
000~3000万円を巡洋艦
1000万円未満を駆逐艦
と区分けすると上のような艦隊が出来上がります(笑)
今保有しているのは、ユニリーバ、ナショナルグリッド、ブリティッシュアメリカンタバコだけです。これからASEAN株を物色して、駆逐艦を買いそろえたい、こんな風に考えています。
日露戦争でも、日本の連合艦隊の戦艦は全部イギリス製で日本海海戦に勝利しましたし、私のポートフォリオも主力はイギリス株でそろえることで投資という荒波に勝ち残っていきたいと思います!!!
今のところASEAN株で買ってもいいかなと思うのは、シンガポール証券取引所とタイ空港公社とシンガポールテレコムくらいです。バムルンラード病院買おうかなと思ったのですがさすがにHIV感染させるという事件を起こすので買うのは辞めとこうと思います。。あとは探し中です。
ASEAN株を何銘柄買うかは決めていませんが、たぶん多くても6くらいだと思います。10も20も購入しても訳わからないですし。まあ昔から私は集中投資して、負け銘柄ばっかり掴んで全然増やせなかったダメ投資家ですが・・。でも今は戦艦ならぬブルーチップのユニリーバ、ナショナルグリッド、ブリティッシュアメリカンタバコを主力に据えているので、たぶん大丈夫でしょう!!
主力銘柄は今後10年はこのフォーメーションで行き、配当金でASEAN株を買いそろえていきたいと思います。